ロマンティックユニバース

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ラスコー展 その2

 

ラスコー展 その1の続きです。1はこちら。

 

洞窟壁画の発見

1940年、穴の中に落ちてしまった愛犬を探していた4人の少年たちが偶然発見しました。その当時洞窟の入り口が崩れ落ちて塞がっていたため、洞窟だとはわかりませんでした。小さな穴を掘り進めて中に入ると、沢山の壁画が発見されたのです。入り口が塞がれ、長い間人の出入りも無かったので洞窟内の壁画はとても保存状態が良かったそうです。

 

壁画が描かれた時代

壁画が描かれたのは約2万年前です。縄文時代よりももっともっと昔の話です。その頃はまだ氷河期で、氷で覆われた陸地の部分が今よりも多くありました。日本も大陸と地続きで、島国になる前です。
その頃(後期旧石器時代)生活していたのはクロマニョン人です。
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クロマニョン人よりも先にヨーロッパにいたとされるネアンデルタール人は、小柄な割に顔は大きく何だかゴリラを彷彿とさせる顔立ちでしたが、クロマニョン人になると途端にイケメンです!会場にあった人形もとてもリアルでした。

 

洞窟の中での過ごし方

洞窟の中は真っ暗で、生活をするのには向いていなかったそうです。そんな暗闇の中でどうやって絵を描いたかというと、大きなスプーンのようなランプを持ち込んで、照らしながら絵を描きました。

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これがランプです。こんなに綺麗な形で残っているのは珍しいそうです。丸い部分に燃料を置いて燃やします。2万年だと、外は寒いので洞窟の中で寒さをしのいだりしたのかな?

 

クロマニョン人とトナカイの関係

洞窟の中は長く、奥の方まで行ってしまうとそう簡単に出たり入ったりはできません。洞窟に入る時にはお弁当を持って行っていたそうです。なんとそれがトナカイのお肉!豪華!

それから、トナカイのツノを削ってそこに絵を掘ったり、壁に絵を描く道具にしたりしていたそうです。石より加工しやすいし便利ですね。さらに、寒い時はトナカイの毛皮を服にして着ていたそうです。万能!写真はオオツノシカです。立派なツノ!

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絵を描く道具

洞窟の中からはたくさんの道具が発見されました。これは色をつける絵の具のようなものです。

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今の絵の具のように液体を筆で塗ったり、粉をストローの様な物で吹いて色をつけたりしたそうです。

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こういった尖った石のような物もたくさん展示されていました。壁を削って線画を描いたりするのに使われていたのかな。大きめのものだったり、小さくて鋭いものだったり色々ありました。

ラスコーの壁画ら二万年前の絵ですが、遠近法が使われていたり、動物が動いている表現したりしています!凄いです!

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牡牛の広間の絵を見ても、後ろの方にいる馬は足が見えなかったり、シカは小さく書かれていたりしています。後ろ足が後ろの方に伸びていて、走っている感じもします!

 

感想

ラスコー展は2時間半以上かけてじっくり楽しみましたが、もっとゆっくり見たかったです。

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特に『泳ぐシカ』の絵が気に入りました!体は見えていないんですが、顔の角度で下がどんな風になっているか勝手に想像しています。さらに真ん中のシカは笑っているみたいで可愛いです^^ もしフランスに行くことがあれば、絶対に行って見たいです!もっとゆっくりみたいです。