亀寿司
2017.9.9(金)
石川県、加賀の亀寿司。
また寿司かい、と思いましたか。そうですまたお寿司です。私たちはお寿司が大好きなのだ!!
山代温泉のあたりで、すぐ近くには総湯がありました。入口も風情があります。
この日は天気も良くて気持ちよかったです。近くの通りもいい雰囲気でした。おじいさんとおばあさんがデートしていたので、見ていてほっこり。
亀寿司さんは、カウンターからお魚たちが見えます。珍しいご当地ならではの貝や海老も見えました!
おまかせコース。
まずはイカから。綺麗〜!甘くてねっとりしていて美味しかったです。
続いてエビ。大きい!!
バイ貝。福岡では見たことない貝でした。思ったより大きな巻貝で、食感はゴリゴリ。美味しい。
カニ〜〜!!!今年初めてのカニでした。さすがのカニ様!!美味しい!!
イクラ。キラキラ。
10貫目の穴子でおまかせコースは一旦終了。もうちょっと食べれそうだったので、私たちの食べたいものを追加で注文。(私はうにだけでいいなぁと思ったんだけど、隣で美味しそうに食べてたので私も結局同じ数だけ食べました(笑))
まず…うに!うには大好きだから絶対に食べなくてはならない!!こちらは軍艦スタイル。海苔もいい香りがして、うにも甘くて最高でした。
次は白えび。
白身の昆布締め。
カワハギの肝のせ。初めて食べましたが最高すぎます!肝がクリーミーすぎる。しかもポン酢がかかってるので、さっぱりしていて…あ〜思い出すとまた食べたくなる。
そして、カウンターから気になるえびがずっと見えていたので、そちらも頼んでみました。”ガスエビ”と言う名前…初めて聞きました。赤いものと白いものがあるみたいで、”赤虎海老”、”白虎海老”とも言うそうです。
「白いほうが美味しいから」と、白の海老を握ってくれました。大将優しい…。
美味しい〜〜!!!名前にガスとか付いてるからどんな味なんだろうと思ったけど、ぷりぷりで甘くて最高でした。
亀寿司さんは、食器の多くは九谷焼を使っているみたいで、綺麗な器がたくさんありました。九谷焼って鮮やかな色が可愛いし、柄も素敵で色々ほしくなってしまうなぁ。
すぐ近くに山代温泉もあるので、ご飯食べてうろうろしてお風呂に入って帰るのもいいですね〜。(私たちもそうしました!お風呂最高!)
ミシュラン!乙女寿司
2017.9.7(木)
岐阜・富山・石川・福井の北陸旅行に行って来ました!金沢では、お昼に『乙女寿司』でランチ。
入口は少し分かりにくいところにあります。そこがまた隠れ家っぽくていい。
食器もひとつひとつ素敵だったし、お箸の飾りなんかも素敵です!
おまかせコースです。
まずは甘えび。口に入れた瞬間びっくり。甘えび大きい!しかもご飯がほろほろと解けて口いっぱいにえびえびえび…とっても甘くてねっとりしています。(緊張していたのか、最初に出てきた甘えびだけ撮り方が下手でした…)
マハタ。
つづいて中トロ。美しい。
イカ。細く包丁が入れてあって、見た目も綺麗だし、口の中でイカが広がってすごい…!しかも、お醤油ではなく、塩とすだちがかかっているのでとってもさっぱり。イカの甘みが引き立てられていました。
のどぐろ。のどぐろってあんまり食べたことなかったんですが、ええ?!こんな美味しいの?!ってビックリでした。軽く炙ってあって、身はふわっと柔らかで脂がのってるけどしつこくなくて…あ〜また食べたい。
お次はあじ。
うに。こんな美味しいうに初めて食べました。しかも海苔がないので、ダイレクトにうにが来る…クリーミーすぎて食べ終わるのが悲しいくらい。
穴子。これは凄かった!!!ふわっとしていて全く臭みも無い。一度、日本酒で煮ているんだそうです。その後炙っているので、ふわふわで香ばしくて穴子とは思えなかった…。
シメサバ。さっぱりでした。切り方も素敵です。
生いくら。大好きなイクラはラストを飾るのにふさわしいです。宝石みたい、綺麗。
途中でおみそ汁もいただいたんですが、お吸い物みたいな繊細なお味でした!
江戸前寿司ってこういうやつなんだ〜と、またひとつ勉強。ちょっと小ぶりで、お醤油をつけて出してくださるスタイルね。ふむふむ。
大将もとても素敵な方で、最後にはネタが入っているケースの蓋を全部開けてくださって、中身を見せてくれました!
金沢に行ったら、また絶対に行きたいお店!
スープカレーのベジスパ
昨日はお友達とカレーを食べに行きました。
スープカレーのお店。ちなみにベジスパって言うのは、ベジタブルスパイスの略みたいです。
場所は今泉。ちょっとわかりにくいんですが、餃子の弐ノ弐今泉店のお向かいの建物です。ちなみに2階。
入るとカジュアルなカフェって感じ。多分ランチが多いのか、私たちが行った時には誰もいなくて、途中からお客さんがやって来ました。夜はそんなに多くないのかな?静かで良かったです。
私が頼んだのは「ぷりぷり丸腸カレー」!カレーの中にホルモン入れるの…?って感じですが、珍しいなぁと思ってこれにしました。
ででーん!お野菜たっぷり!
丸腸の他に、もやし、にんじん、じゃがいも、いんげん、レンコン、かぼちゃ、ナス、ゆでたまごが入っています。具沢山!
ご飯は白米か玄米か選べたので、玄米にしました。ライスにレモンを絞って食べるんですが、さっぱりで美味しかったです。
辛さは、2辛にしてみたけどそんなに辛くなかったので、次は4辛くらいにしてみようかな。
それから、海藻ビーズサラダが出てきたんですが…海藻ビーズとは…!!!!!!何だったかよく分からないけど、つぶつぶでした!!!!
スープカレーはとろみがないから冷めやすいっていうのを学んだ。
北九州のネジチョコ
先週、会社で面白いチョコレートをいただきました!
ネジチョコ!
可愛らしい箱です^^ 包みには「世界遺産」 と書いてあります!
北九州のお菓子みたいで、八幡製鉄所が世界遺産に登録されてから、こんなお菓子ができたそうです。中身はボルトとナットになっています!すごい!本物みたい!
まわりにココアの粉がついているんですが、本当にサビてるみたいで、なかなかリアルです。しかも!すごいのが、このボルトとナット、ちゃんとはまるんです〜!!
古くて錆びた部品みたいです(笑)
『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』
日本(文化遺産) 2015年に登録
登録された理由
(ⅱ)ある期間、あるいは世界のある文化圏において、建築物、技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展における人類の価値の重要な交流を示していること。
(ⅳ)人類の歴史の重要な段階を物語る建築様式、あるいは建築的または技術的な集合体または景観に関する優れた見本であること。
構成資産
〈鹿児島〉
〈静岡 韮山〉
〈岩手 釜石〉
- 橋野鉄鉱山(製鉄・製鋼)
〈山口 萩〉
〈佐賀〉
- 三重津海軍所跡(造船)
〈長崎〉
第三船張
旧木型場
占勝閣
- 端島炭鉱(石炭産業)
〈福岡 八幡〉
〈福岡 三池〉
- 三角西港(石炭産業)
- 三池炭鉱・三池港(石炭産業)
構成資産思ったより多くて驚き…!地図を見ると、九州の方に固まってるのがわかりますね〜。
source:
ちなみにネジチョコは北九州の「グランダジュール」というお店が作ったお菓子で、ネットでも購入できるそうです!たまーに山陽新幹線のなかで販売しているのも見かけます^ ^
もつ鍋 ながまさ 博多駅前店
7/26(日) もつ鍋を食べに行きました!
もつ鍋ながまさ 博多駅前店
(どうやっても食べログのリンクが貼れません…アクセスが制限されていますと表示されます(T-T)はてなブログのレストランにも出て来ませんが何故なの??)
博多駅から歩いて10分くらいです。予約をせずに行ってしまったので食べれるかなぁと心配でしたが、優しい店員さんがうまく席を作ってくださって無事に入れました!
まずはお野菜から〜!オクラとトマトの煮浸し。最近家でも似たようなものを作ったんですが、トマトの煮浸しってとっても美味しい。皮をむいてあるので、口に入れたらすぐじゅわ〜っとなるのが好き。お出汁は優しい味でした。
続いて酢もつ。ネギにまみれて見にくいですが、真ん中に柚子胡椒が乗っております!この柚子胡椒がいいアクセントになっていて美味しかったです。辛いんだけど、とっても爽やか〜!
それから本日のメイン!(拍手)もつ鍋!!もつ鍋は結構食べるんですが、塩もつ鍋は初めてです!だいたい味噌か醤油ですもんねぇ。
野菜の山で見えておりませんが、ぷりぷりのモツもちゃんと下に隠れております!グツグツしている間に鶏のたたきを食べました。
鶏のたたきってあんまり食べたことなかったんですが、おいしい!固いかなぁと思ったけど全然そんなことなくて、生姜醤油と柚子胡椒と味を変えて楽しめるのも良かったです。
ひたすらもぐもぐ食べてたら、もつ鍋もいい感じです。
美味しかった…思い出すだけでまた食べたい。1人前が1.5人分くらいあるらしく「2人前を頼むと3人分になっちゃいますよ〜」と店員さんが教えてくれたので、1人前にしたんですが、すぐ満腹になる私たちは1人前で正解でした!
結局、1人前のもつ鍋にキャベツとモツを追加したんですが、追加のモツも結構量があって大満足でした^ ^
そして〜〜私の大好きな豚足!塩焼きと唐揚げがあったんですが、私は塩焼きにしました。ここでもまた柚子胡椒が!万能すぎる…!!ぷるぷるすぎて、骨もすぐ取れました。あと2個くらい食べれたかも(笑)
福岡に来たらみなさん是非行ってみてください!
ラスコー展 その2
ラスコー展 その1の続きです。1はこちら。
洞窟壁画の発見
1940年、穴の中に落ちてしまった愛犬を探していた4人の少年たちが偶然発見しました。その当時洞窟の入り口が崩れ落ちて塞がっていたため、洞窟だとはわかりませんでした。小さな穴を掘り進めて中に入ると、沢山の壁画が発見されたのです。入り口が塞がれ、長い間人の出入りも無かったので洞窟内の壁画はとても保存状態が良かったそうです。
壁画が描かれた時代
壁画が描かれたのは約2万年前です。縄文時代よりももっともっと昔の話です。その頃はまだ氷河期で、氷で覆われた陸地の部分が今よりも多くありました。日本も大陸と地続きで、島国になる前です。
その頃(後期旧石器時代)生活していたのはクロマニョン人です。
クロマニョン人よりも先にヨーロッパにいたとされるネアンデルタール人は、小柄な割に顔は大きく何だかゴリラを彷彿とさせる顔立ちでしたが、クロマニョン人になると途端にイケメンです!会場にあった人形もとてもリアルでした。
洞窟の中での過ごし方
洞窟の中は真っ暗で、生活をするのには向いていなかったそうです。そんな暗闇の中でどうやって絵を描いたかというと、大きなスプーンのようなランプを持ち込んで、照らしながら絵を描きました。
これがランプです。こんなに綺麗な形で残っているのは珍しいそうです。丸い部分に燃料を置いて燃やします。2万年だと、外は寒いので洞窟の中で寒さをしのいだりしたのかな?
クロマニョン人とトナカイの関係
洞窟の中は長く、奥の方まで行ってしまうとそう簡単に出たり入ったりはできません。洞窟に入る時にはお弁当を持って行っていたそうです。なんとそれがトナカイのお肉!豪華!
それから、トナカイのツノを削ってそこに絵を掘ったり、壁に絵を描く道具にしたりしていたそうです。石より加工しやすいし便利ですね。さらに、寒い時はトナカイの毛皮を服にして着ていたそうです。万能!写真はオオツノシカです。立派なツノ!
絵を描く道具
洞窟の中からはたくさんの道具が発見されました。これは色をつける絵の具のようなものです。
今の絵の具のように液体を筆で塗ったり、粉をストローの様な物で吹いて色をつけたりしたそうです。
こういった尖った石のような物もたくさん展示されていました。壁を削って線画を描いたりするのに使われていたのかな。大きめのものだったり、小さくて鋭いものだったり色々ありました。
ラスコーの壁画ら二万年前の絵ですが、遠近法が使われていたり、動物が動いている表現したりしています!凄いです!
牡牛の広間の絵を見ても、後ろの方にいる馬は足が見えなかったり、シカは小さく書かれていたりしています。後ろ足が後ろの方に伸びていて、走っている感じもします!
感想
ラスコー展は2時間半以上かけてじっくり楽しみましたが、もっとゆっくり見たかったです。
特に『泳ぐシカ』の絵が気に入りました!体は見えていないんですが、顔の角度で下がどんな風になっているか勝手に想像しています。さらに真ん中のシカは笑っているみたいで可愛いです^^ もしフランスに行くことがあれば、絶対に行って見たいです!もっとゆっくりみたいです。
ラスコー展 その1
7/24(木)、太宰府にある九州国立博物館で行われている「ラスコー展」に行って来ました。9/3までで終わってしまうので、行かれる方はお早めに!
ラスコーはフランスにある世界遺産で、洞窟壁画の一部です。
『ヴェゼール渓谷の先史時代史跡群と洞窟壁画群』
フランス(文化遺産) 1979年に登録
世界遺産に登録された理由
(ⅰ)人類の創造的才能を表す傑作である
(ⅲ)現存する、あるいはすでに消滅した文化的伝統や文明に関する独特な、あるいは稀な証拠を示していること
場所
フランスの南西部、アキテーヌ地方。遺跡群はヴェゼール渓谷からモンティニャックにかけて続いています。(赤い星の場所あたり)
アクセス
モンティニャック村に駅はないので、一番近くの国鉄駅コンダ・ル・ラルダン駅からタクシーに乗ります。(10km離れている) もしくは、ブリーヴかペリグーからバスが出ているので、バスに乗ります。
左側がペリグーで、右側にブリーヴ。真ん中にあるのがコンダ・ル・ラルダン駅です。駅から車で15分くらいで着くんですね^^ ブリーヴとペリグーからは50分くらいで着くみたいです。
ラスコーⅠとⅡとⅢ
- ラスコーⅠ
1940年に発見された実際の洞窟壁画は、現在は閉鎖されています。発見された当時は一般開放されて誰でも見ることができましたが、沢山の人が出入りした事と、洞窟の中に空調設備を取り付けた事もあり、洞窟内に菌などが繁殖してしまいました。壁画にシミができ始めてしまい、これ以上壁画が傷ついていまうのを防ぐため、1963年に洞窟は閉鎖されました。
- ラスコーⅡ
1983年、閉鎖された実際の洞窟のすぐ隣に、本物と同じ大きさのレプリカ、ラスコーⅡが作られました。観光客が見れるのはこちらの洞窟です。10年もの歳月をかけて作られたこの洞窟は本物そっくりです。
- ラスコーIII
今回の特別展で見たラスコー展が、ラスコーIIIです。他の土地でも見る事ができる展示型の洞窟です。
洞窟の内部
洞窟は地面から10〜20m下の辺りに広がっています。細長く伸びており、途中で枝分かれしています。(下の地図⑥井戸状の空間は地図が途中で切れていますが、洞窟はもう少し広がっています)
source: Lascaux Caves
①牡牛の広場
②軸状ギャラリー
③通路
④身廊
長く続く身廊にはたくさんの絵があります。
『背中合わせのバイソン』
『泳ぐシカ』
『褐色のバイソン・ヤギの列・ウマの列』
『大きな黒い雌牛』
⑤後陣
⑥井戸状の空間
『ケサイ・トリ人間?・投槍器?・バイソン』
井戸状の空間は、洞窟が下に深く伸びています。5メートルもあるその空間に絵を描くために、はしごを使って壁に絵を描いたそうです。絵も不思議です。バイソンは腸が飛び出ています。
トリ人間は、私は絵を描く人がお面か何かを被っている姿に見えました。バイソンの絵を描いている画家さんを表しているのかなと思ったのですが、バイソンを倒した人でしょうか?
⑦ネコ科の部屋
奥にネコ科の動物ばかり描かれた場所があります。絵を描く人も、この絵はここ!と決めて描いたんでしょうか。好きな場所に好きなものを描いたかと思ってましたが、何か意味があって一番奥にネコちゃんを集めたのかな…?
その2に続く。